9/16幕引きさせてたまるか!「森友問題」 奥野眞理子

安倍の大罪を暴く豊中集会 総裁三選・改憲を許さない

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 集会が始まる30分前から500名を越える人たちが並んだ。集まった人たちはお互い顔見合わせながら「よく集まったね」「まだ森友問題は終わっていないのだ」とあちこちで語っていた。

 集会はTBSニュースキャスター・金平茂紀さんと東京新聞・望月衣塑子さんとのトークセッションに始まり、これまで森友問題を地元で追求してきた「森友学園問題を考える会」や野党共闘の国会議員らも発言、盛りだくさんの内容で大いに盛り上がった。

 最後に豊中市議木村真議員が「この森友にからむ不正事件は、すでに白黒を争う段階は終わっており、安倍晋三、昭恵をはじめこの事件を引き起こした連中をどう市民の力で裁くかが問われています。今後も彼らが望む幕引きは絶対させない! 最後まで追求し続けましょう」とまとめた。

 残念ながら、集会後の20日、自民党総裁選の投開票が行われ、最後まで力技で石破を破り、安倍は総裁3選を果たした。「安倍改憲案は是認された」として、「憲法改悪に着手する」と豪語している。公明党の地盤・創価学会の動揺は隠せないが強引に国会発議、可決を狙う。改憲の是非を問う国民投票が私たちを待ち受ける。集会参加者の「森友学園を考える会」の市民、奥野眞理子さんに集会の感想を語って頂いた。       (編集部)

小学校はつぶせたけれど悪人に償いさせるまで追求を!            奥野 眞理子

 阪急百貨店前で、「瑞穂の國記念小学院」の募集チラシを受け取った時から、私と森友問題の関わりが始まりました。そのチラシを配っていた若い女性の制服が、娘2人のお世話になった幼稚園の先生の制服と同じだったのです。ですが、チラシの内容はどぎつい色の衝撃的なものでした。「教育勅語を暗唱させる小学校」が、何と豊中の野田町にできる! これは一大事と、「木村真と豊中を変える会」に持ち帰りました。

 その前から木村さんが中心となり、「森友学園問題を考える会」で運動が始まっていました。こんな子どもたちを洗脳教育する小学校ができてしまったらたいへんだと思いながらも、目立った活動ができませんでした。その中でも市民の力は強かった! あの小学院建設が中止となりました。本当に良かった! 9/16「幕引きさせてたまるか!森友問題」集会も800名以上の方々が集まってくださいました。

 キャスターの金平茂紀さんが「森友問題はまだ終わっていない。今回この事件に深く関わった人たちをずっと追い続けて報道していかなければならない」と言いました。関係者たちを落ち着かせてはいけない。この事件の張本人の安倍晋三はこの間にも自民党総裁選に三選して、居座りました。麻生も菅も留任です。深く関わった人たちが、何も真実を語らず、闇に葬ろうとしています。市民が忘れるのを待っています。到底、許されません。

 この問題で、小学院の建設は止めさせました。木村市議はじめ市民の力だと感じています。その後も、新事実がたくさん出てきました。どう考えても関与している首相をはじめ、関係者は皆、黒です! なのにもう少しのところで追い詰めることができません。裁判所でさえ、国の意向に添っているように思えます。

 9/25の弁論で、前理事長の籠池さん、財務局の池田さんの証人をぜひ認めてもらいたいです。あれだけ饒舌にマスコミに語っていた籠池さん。逮捕され不当に長期に拘束されていたにもかかわらず、マスコミの前に出てきません。裏で何か籠池さんに有利になる取引がされていて、何も話さないのではと疑います。

 なぜこれだけ明白な悪事を働いているのに、市民の大多数は、それに対して無関心でいられるのか? それぞれ今の生活に余裕がない、自分には関係がないと思っているのか、何をしたってムダと諦めているのか。これほどに市民を軽視した政府はありえません。これからも諦めることなく怒りを持ち続け、忘れることなく安倍の大罪を暴き、償いをさせるまで、追及し続けます!

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