【8・6ヒロシマ】ゴーウエスト弾圧からわかる

福島原発事故被ばく問題のタブー化

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「自由自在の現行犯逮捕」試し切り

 前号同封ビラでお伝えした8月6日の広島弾圧は、17日に当該の釈放が勝ち取られた。救援会に関わっていた立場から、問題のまとめをお伝えする。 (ゴーウェスト・園)

 当該Aさんは元気で、皆様の抗議電話、情報拡散、カンパや賛同のおかげです。ありがとうございました。引き続き不起訴獲得へご支援をお願いします。

 今回広島県警は、山田編集長への詐欺罪同様に、新たな弾圧手法の試し切りをしました。「自由自在の現行犯逮捕」です。
(1)8・6の広島で、原発避難者らの被ばく反対アピールを警察が敵視。
(2)通行人がアピールを妨害。その最中に自分でカメラを落としたのに、目の前にいた何も接触していないAさんが壊したと通報。
(3)現場に全く居なかった警察は、妨害者を見えない場所へ連れて行き、聞き取りを開始。その上で帰ろうとしたAさんらを包囲し、足止めし続けた。(4)Aさん側の話は全く聞かず、検証もしないまま、聞き取りを終えた瞬間にAさんを逮捕してきた。「逮捕理由は後で言う!」
(5)警察・検察は起訴を狙って告訴状まで書かせた。  つまり、運動現場に妨害者が来てわめき立てさえすれば、警察が「その場で」「いかようにも」ストーリーを作りあげて逮捕に持ち込めるようになったということです。ヤジやケチをつける通行人は街頭行動にはつきものであり、それだけで弾圧できることをやらせては絶対にいけません。またAさんを弁護士接見にまともに連れ出さない、医者が釈放を求めても検事が拒否するなど、処遇も最悪でした。

 これほど暴力的な逮捕・勾留をしたのは、福島原発事故の被ばく問題を日本政府が全力で隠しているからです。そこで広島弾圧と被ばく被害状況の報告集会を行います。ぜひご参加を! 9月2日(日)14~16時半、大阪市中央会館(地下鉄長堀橋)。詳細は「ゴーウエスト 避難」で検索。

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